流氷旅行 II
←準備編 
(旅日記1 2/17) 2/18→

朝5時45分ごろ家を出て父に車で送ってもらい三国ケ丘駅に向かう、05:59発のJR阪和線区間快速にて天王寺に。6:11発の各駅停車に乗っても1時間前に着ける計算だけど各駅に停まるのがイヤで早めの電車に乗る事にしました。天王寺駅に着きバス乗り場の地図を忘れて少し迷ったが掲示板を見て何とかたどり着く、予定より1本早いバスの出発に間に合いそうです。チケット(\620.)を買い、バス待ちの人の列の後ろに並ぶのとほぼ同じ頃にバスが入ってくる。バスに乗り込み暫くすると満車になったので出発するとのアナウンスが、外を見るとまだ結構人が待っています、この時は早く出てきて本当に良かったと思いました。
空港に着き取り敢えずチェックインしました。自動チェックイン機にカードを入れる、千歳→女満別と帰りの女満別→関空のチケットは出てきましたが伊丹→札幌のチケットが出て来ないのでカウンターで発券して貰う。ストックを受託荷物で預け2階に上がる、エスカレーターを上がって突き当たりに有るベレールと言うお店で朝食(モーニング洋食Aセット\950.税別)窓から見える飛行機を携帯で撮ってメール。食後に本屋で雑誌を買い、上着を受託荷物で預けてから搭乗手続きをして9番ゲートに向かう。千歳までのANA771便は747SR(予備資料)です、席は28Aで前の方がとれました。

定刻で千歳空港に到着、まず荷物をロッカーに入れ雪印パーラーに向かいます。アイスクリームとチーズとバターを22日着指定で送って貰い、ついでにお勧めの食事処を教えてもらう。
3階に上がり雪印パーラーで教えてもらった海老天で昼食、どれも凄いボリューム・・・早めの昼食なのでそんなに腹も減っていないので、かなり悩んだ結果ウニ掻き揚げ天丼セット(\1,500.)で御飯少なめでお願いした、それでもかなりのボリューム、北海道のウニはハズレが無いので安心して頼めます、満足(^o^)
食後4階に上がるとラウンジが有った、カードが有るからこれはお得、コーヒーはここで飲む。
ラウンジを出て雪印パーラーに行きロイヤルスペシャルを食べてから搭乗手続。

待合所に着くと外は雪が降ってきました、登場開始直前に女満別空港が雪で天候確認する為遅れると言うアナウンスがあり、結局20分遅れで搭乗開始。このANK933便の機体はA320(予備資料)、シートは5Fですが機体が小さいのでエンジンの2メートルほど前の席でした。
シートに座り窓の外を見るとカタツムリの角のようなアンテナを持ったクレーン車が飛行機に近づいてきました、何かと思って見ていると翼の上に積もった雪を洗い流していました、雪国ならではの光景です。離陸までもう少し時間がかかり定刻より35分程遅れて1時頃に離陸しました、しかし2度ある事は3度、帯広辺りと思われる辺りを通過中に女満別空港の除雪作業により2時以降の到着と言うアナウンス、到着出来るのか?(^^ゞ 1時33分ごろ女満別空港上空に着いたとのアナウンスがありました、下を見ると一面の雲、雲の地平線と青空が美しい、除雪終了まで後20分位かかるそうです。 30分位有るはずなので、この時間を利用し写真を撮る。 ガラス越しと言う事とエンジンが近いのが残念ですが空でじっくり写真を撮る機会って言うのは中々無いので考えてみればちょっと得した気分です。 写真を撮っていると1時42分ごろ着陸態勢に入ると言うアナウンス、こうなると少し残念な気もします。 1時55分ごろ薄く雪の残る滑走路に着陸、原則の為のエンジンの逆噴射で豪快に雪が舞い上がります、雪に慣れていない私はそれだけで内心大喜び。

空港に到着し預けて有った上着とストックを引き取りレンタカーを借りに行く、外はマイナス5度、すぐにダウンジャケットを着ます。雪で一面真っ白です、これをウトロまで行くかと考えると少し後悔・・・ともあれジャパレンで車を受け取りいざ出発。 網走湖の辺りまで来ると道路が顔を出してきましたが圧雪路状態のようです、バスの後ろを車間距離を思いっきり開けてゆっくりと走る。網走湖は川との境目以外は完全に凍結しておりワカサギ釣り等やイベントが行われていました。

網走湖を通りすぎ市街も抜けて濤沸湖の白鳥公園に到着、途中で銀行に寄りたかったのですが気付かずにノンストップで着いてしまいました。ここはオオハクチョウで有名な所ですが第一印象は凄い泣き声で、しかもアヒルみたいな声で少しイメージが下方修正。売店で売っていた白鳥の餌(\100.)を買ってあげる、餌の食パンを投げてあげると周りの鴨やカモメが奪い取ってしまいなかなか白鳥にあげる事が出来ません、場所を変えて鴨の少ない所で餌をあげる。鴨に餌を横取りされた白鳥が怒って鴨に噛みついたりして・・・イメージはますますドナルドダック(^.^;
オオハクチョウの他にはオジロガモ・オナガガモ・カワアイサ・マガモ・シロカモメ・オオセグロカモメ等が居てました、オジロワシやオオワシが居てるかもしれないので気をつけていたのですが見つからず。結局1時間近く白鳥公園にいて夕暮れ近くになってしまいました、まだ道中は2/3位は残っているはずです、急いで出発しました。斜里を通過する頃にはすっかり日も暮れオシンコシンの滝に着く頃にはレンタカーで来る事にした事をすっかり後悔(TOT)、ライトアップされたオシンコシンの滝をスナップしてさらに宿に向かう。

6時頃にようやく宿の「季風ホテル知床」に到着、コーヒーショップにてチェックイン。薪ストーブが凄く良い雰囲気を醸し出しています、さらにすぐ脇にLL.Beanのブーツがこれまた渋い。ストーブの上にはクリオネが・・・こじんまりとしてますがかなり良い雰囲気のホテルです。荷物を開けカメラを出して7時半に食事を頂く。夕食はメインに焼きタラバガニで自分で焼きます、他に毛ガニ・刺し身(ウニとボタン海老は素晴らしい)・カレイの煮付け・海老の子と海老の和え物・サケのアラ汁・御飯・果物・・・2食分ぐらい有ります、味もなかなかで満足。
その後2つ有るホテルの外湯の1つの熊の湯にはいる、一言で言いうとかなりワイルドなお風呂です、真冬に入るなら服を脱ぐ前に風呂の蓋を上げておき、脱衣所から風呂桶までの雪などをお湯で流して置くのがお勧め。お風呂自体は空が広いので非常に気分が良い、囲いの切れ目から外が見えるので今度は日の有るうちに入りたいと思いました。
コーヒーを飲んで部屋に帰りビールを飲みながら機材をまとめ、カメラのセッティングをし寝る。

戻る