6月11日 南部

2年ぶり2回目(だったと思う)の南部です、今回久しぶりのRSを使うこととフレキシブルアームのテスト、それにオオカワリギンチャクを見るのが目的という1日にしてはかなり欲張った目標を立ててみました。

11日

1本目ショウガセ
早朝お店で集合し朝9時にSEAMINDに到着、掲示板に水温が21〜23度と書いてありました、まだ寒そうなのでドライスーツで潜ります。 私の場合寒がりなので25度以下の場合ドライスーツです、問題は入るかどうか・・・結構激太り状態なので心配でしたがインナーを薄いのにすることで何とかクリア、また秋に向けて減量しておかないといけません。 持参したカメラはRS+28mmとF-60(NX-60)+105mmマクロレンズです、ショウガセの見所はイソギンチャクと魚の群れだということなのでRS+28mmとストロボにYS-30を付けて行くことにしました。
潜行してバディーのMr.半魚人さんと一路オオカワリギンチャクの待つ水深40mまで潜行します。 無事たどり着きそれぞれ撮影ポイントを確保、撮影開始です・・・が、1枚目撮ってすぐストロボが同調していないことに気付きましたストロボとカメラ双方の状況を見るかぎり水没ではなく、シャッターも切れているので故障でもないようです??? どちらにしてもストロボが光らないのならカメラは只のアクセサリーです、撮影はさっさと諦めて周りを見ることにします。 オオカワリギンチャクは水深39〜44mの範囲に生息しているようです、幅は確認しませんでしたがかなり大規模な群生です。 当日曇りだったので特に感じましたが、少し暗い周囲に蛍光イエローのイソギンチャクの群生は非常に美しい物でした。 水深40mオーバーではすぐに減圧不要限界が来てしまいます、コンピューターの警告に追い立てられるように浮上を開始して根の上に向かいます。 根の上は魚の群れが凄いです(私は見ませんでしたが)かなり大きいヒラマサも居たみたいです。 30センチと結構大きいうえに良く太ったコロダイを追いかけながら少しづつ浅い中層に位置取り、次のダイビングのためになるべくアラジン君の御機嫌を取っておきます。 浮上して陸でストロボの同調を試してみましたがやはり光らず、F-60(NX-60)に付け替えると普通に光るので接点不良か? 家に帰りオーバーホールに出そうと思い接点部分を確認すると奇麗なものです、ハッと気がつき裏蓋を開けると後幕シンクロになっていました(・.・;)・・・またセッティングミス(;_;)
(DIVE NO.244)

2本目ハナレ
ここはネジリンボウが居てると聞きこれを撮りに行くことにします、ハウジングはNX-60、ストロボは今さっきRSから取り換えた-30kで今回はAFでの撮影ですハス
潜行し岩場の割れ目のキンメモドキを眺めつつ根を反時計回りに砂場の方に向かいます。 砂場に着くとニザダイなどが砂場のあちこちをつついています、どうもネジリンボウは期待できないような予感が頭を過ります。 ともあれ捜索開始、ダテハゼは沢山居ています(結構大きい)ぐるっと廻って探しているとハナハゼがいてました(しかも沢山) 早速数枚撮ってもう少しネジリンボウを探しましたが見つからないので、またハナハゼの所に帰って来て15枚ほど撮影。 時計を見ると20分程経過してましたので切り上げ根をさらに反時計回りに廻り皆と合流しました、するとイザリウオが居てたと教えて貰い見せてもらいました。 でっかいです、25センチぐらいでしょうか?105mmだと全身が入り切れません(ストロボがYS-301灯なので光が届かない)、顔のアップを数枚撮っておきました。 そして根の廻りをぐるぐる廻っていると底の方にイシダイのような模様の大きい魚が見えました、イシダイにしては大きすぎるので見に行くと、何とクエでした!慌てて写真を1枚撮り皆に教えに行きました。 私の方はその1枚が最後の1枚だったのとタンクのエアーの量が少し気になったので自粛し根の上で模様を眺めます。 首尾は上々のようでじっくりと見れたそうです(^_^)
(DIVE NO.245)

しかしクエを見たのは6年ぶりぐらいでしょうか?最近めっきり見れなくなったので久しぶりに見れてうれしいダイビングでした。最後に残った目的のフレキシブルアームの使用感ですがYS-30用のアームとしては非常に使い勝手が良い物でした。 ただ注意すべき点が一つ、アームでカメラを持ち上げようとすると簡単にアームが外れてしまうので引っ張らないように注意しないといけません。(アームはすぐに戻りますがハウジングやストロボが落下して破損するかもしれませんから)