2003年7月16〜17日
高知県 柏島

ログブックを紐解くと3年ぶりの柏島、去年来た様な気になっていたのですが意外と月日が経っていました。 行った時にはまだトンネルが出来ていませんでしたが、高速道路がかなり延びていて以前より早く付きました。トンネルももうすぐ開通するそうなので行きやすくなっていきます。

今回初日は沖の島に潜る事になりました、以前行った人はユウゼンを見たそうなので期待してます。


7月16日

1本目 沖の島 とりのくち
PT-015を持って入ります。エントリーして根を時計回りに回っていきます。色々撮りつつ根の周りを回って行くとキンチャクダイを見付け、誘われるように穴を覗くと中には結構大きいサザナミヤッコとテングダイが居てましたサザナミヤッコを撮って次にテングダイを撮り終わって周りを見ると見事に皆に置いて行かれました。根の下の方を回ってましたので少しショートカットぎみに進んで行くと何処かでベルの音が聞こえます、水中は音の方向が分かりにくいなぁと思っているとハギさんが迎えに来てくれて皆と合流、反対方向に戻って行きます。 根のいちばんアンカー寄りにナンヨウハギが、ナンヨウハギの青はいつ見ても奇麗です。アンカー付近で大きいイシガキフグが居てました、今回二日通してイシガキフグとハリセンボンを沢山居てるのが印象的。 

(DIVE No.270)

<昼食>

昼食は沖の島の港でお弁当、2つある港のうち南側の港です、とてもきれいな港でゴミひとつ落ちていません。 食事が終わって港を見て回ります、入り口の灯台と海の色のコントラストがきれいです写真

2本目 沖の島 一つ岩
ドリフトと言う事でエントリーして南側に向かいます、海に入ると流れが逆で少し体力勝負の様相(かなりオーバー)透明度も良くなく大物は期待できそうに有りません。 エントリーしてすぐに居たヒトデが1枚目、暫く進むが流れがきついので岸方向に向きを変えて壁沿いに進んでいきます、途中オキゴンベやイバラカンザシを撮る。 イバラカンザシも綺麗な個体がチラホラ。コンディションが悪いなりにもそれなりに楽しみが見つかります、ウミウチワやケヤリのアップも撮ってみる・・・(DIVE No.271)

ダイビング終了後港で恒例の橋からのダイブをやっていました、私は寒かったので飛び込まなかったのですがイザリウオが居てると言う一言で海に入りました。結構大きいイザリウオで写真を撮って満足したのですが、海から上がる時に何かにやられてしまいました。翌日から足が少しかゆかった(T~T)


7月17日

1本目 後浜1.5番ブイ
前日ボロカサゴを見たと言う情報を得て勤崎から予定を変更し後浜の1番ブイへ、到着すると先客が居てたので1.5番ブイからエントリー。先導でボロカサゴを見に行きます、最大深度が深くなりそうなので皆より上で待機する。少し移動していたらしく5分ほど辺りを探してやっと見つかりました、見に行くとボロカサゴが一匹、少し離れてもう一匹いてました。ギリギリまで粘って写真を撮って浮上して行きます。エアーも少なくなり、寒さ対策も考えて早々にアンカーロープに張り付き早い目にエキジット

(DIVE No.272)

帰りのボートで前日に鳥を沢山見かけたので撮ろうと思いFZ1を持って行くが今日は殆どいてませんでした、何故でしょう?

<昼食>

2本目 後浜3.5番ブイ
今回は定番のピグミーシーホースを見に行きます、今回も皆より上で待機して見付けた所で撮りに行くと言うせこい戦法、何かを見付けたようなので行ってみると、どうやらハナヒゲウツボが居てたようです。数枚撮って再び少し浮上して様子を見ます、すぐ近くに皆が集結したので暫くして行ってみると、今度こそピグミーでした皆が見終わる頃を見計らって写真を撮りに行きます。10枚程とって呼びに来るまで粘り浮上、ピグミーで満足したので先に浮上しようとアンカーロープに掴まる・・・しかしロープの先に船の姿は無し、どうやら浮上すべきロープを間違えたようです。浮上して確かめようかとも思いましたが下の皆の動きから推測し、少し東側に移動してみるとロープが見えて来たのでロープの先を見ると船の影が見えます、安心してもう少し安全停止をして浮上しました。(DIVE No.273)


梅雨明け前で保護スーツの選択がかなり難しい時期でウエットスーツにするかドライスーツにするかをかなり迷いましたが、結局店長にフードベストを借りてウエットスーツで行く事にしました。結果として私にはまだ少し寒く感じました、この時期(七月初〜中旬)は荷物に余裕が有るなら両方持って行く方が良さそうですね。