2003年6月11日
南部

さて、今回の目的は大きく2つ
1つはエンリッチダイビングの経験を積みたかったのではエンリッチで3本お願いしました
2つ目はC-5050&PT-15の習熟です。前回の流氷で少し慣れましたが更に使い込んで行きたいと思います。


6月11日

1本目 ショウガセ
PT-015を持って入ります。エントリーしてロープを掴んで潜行しているとコンピューターを逆に付けていた事に気付く、無精して潜行しながら付け直していると何やらロープに絡まった様です、オクトパスが絡まったと思ってもがいていると解けたので更に潜行して行きます、しかし何やら浮き気味なのでドライスーツとBCDの空気を全て抜きます。安定したので平石さんにOKサインを出すとバディーのA澤さんが見覚えの有るウエイトを持ってます・・・・・・・・・・いやぁ、外れていた事に全く気付いていませんでした(恥)水深が深かったので急浮上は免れましたが危ない所でした、A澤さんありがとうございます!ドライのウエイトなので8k有ったのでさぞかし重かった事でしょう<(_ _)> 気を取り直して潜行再開、久しぶりにイソギンチャクを見に行きます、がエンリッチを使用している為に群生しているポイントまで行けそうに有りません、取り敢えず群生ポイントの近くまで行き浅い所にポツポツ居てるイソギンチャクを見つけて撮影開始。20枚弱撮影した処で皆と共にイソギンチャクの群生ポイントから離れます、そのあと根を時計回りに小さく周りながら根のTOPまで浮上して行きます。途中ピンクのトゲトサカや白いウミカラマツの色に魅かれ撮ろうとするがブレたり色が思ったように出ずに失敗。根の上でオキゴンベやキンギョハナダイ等を撮る。最後に撮ったコロダイは非常に大きかった(50センチぐらいは有ったと思う)(DIVE No.267)

<昼食>

2本目 ミサチ
1本目に懲りてウエイトベルトをギュッと締める事が出来るように調整、満を持してエントリー(笑)
潜行して根のトップで皆を待っている間にクマノミやニザダイを撮る、移動開始してほどなくA澤さんがウミウシを見つけて教えてくれる(嬉)白地に黄色い斑点が美しい。撮り終わってさらに穴の方に向かう、穴の出口でイカのタマゴを見かけたので撮っておく。下の方で一生懸命撮っていたのですがふと上を見ると上の方にもタマゴが有るではありませんか、しかも上に行けば行くほど沢山産みつけてあります。それに気付いて撮りに行くと下からA澤さんが・・・穴の出口を塞いでいました、ダイブ毎に迷惑をおかけしてスミマセン<(_"_)>
ともあれさらに移動して再びA澤さんがウミウしを見つけて教えてくれました(感謝)そうして根の上でさらに色々物色していたのですが40程した時に平石さんが呼びに来ました。てっきり浮上するのかと思っていると、どうやらイザリウオを見つけて来てくれたようで暫く撮影してダイビング終了(DIVE No.268)

3本目 ハナレ
3本目は私だけ、平石さんがバディーに付いてくれました。ポイントはハナレですので36%のエンリッチでも最大深度を気にする必要は有りません。潜行前にしっかりとダイビングコンピューターの酸素濃度を調整してからエントリーします、今回はRSを使いPT-015は平石さんが使います。取り敢えずネジリンボウを見に砂地の方に向かいます、イトーさんが探してくれて見物、RS+28mmでは撮影に少し無理が有り断念。取り敢えずトラギスなんかを撮りつつ根の方に戻るとそこにはイサキの幼魚の大群が!そろーっと群れの中に突入してみるてもそんなに逃げて行きません、気を良くしてしばらくイサキの群れの中に居てました。イサキの後はハタンポです、根の割れ目の辺りに群れているのハタンポを撮りに行きました、エントリーしてからその頃まで20メートル弱の水深で30分程居たはずですが減圧不要限界にまだ余裕が有ります、しつこいようですがやはりエンリッチは良い。さらに根の上の方で色々物色し潜水時間約60分で潜水終了。 満足 (DIVE No.269)


エンリッチの講習から大分経ちましたが、やっと今回で9本目。
なかなか本数が伸びて行きません・・・頑張らねば。

最後に
健お父さんのご冥福をお祈りいたします。