久しぶりに土日の休日ツアーへの参加です、実はいつもお世話になっているDAC DIVERS高石店の店長とインストラクターの金田さんが退店する事になりファイナルツアーという事での参加です。久しぶりにエンリッチダイビングをする事にしました、季節の変わり目の非常に微妙な気温水温でしたが寒がりの私は迷わずドライスーツをチョイス。 RSのOリングが不安なのでNX-60+150mmマクロのみ持って行く事にします。
1本目アンドの鼻
今回も台風の影響で島回り方面は不可と言う事です、残念。 気を取り直してセッティング開始、今回はエンリッチなのでセッティングしてエアーの酸素濃度をアナライザーで計測します・・・34%、コンピューターに入力して準備完了。 ポイントに到着すると上手い具合にアザハタの根に近い方のアンカーが空いているそうでそちらからエントリーします、実は今までアンドの鼻は何度か潜った事は有るんですがこのアザハタの根にはまだ来た事が無かったのですが潜行してすぐに判りました、小魚の凄い壁が根を覆い尽くしています、根は底の方からのぞき込んでやっと判る程度でアザハタも時々ちらっと見えますがすぐに小魚の群れの中に消えてしまいます。写真を撮ろうとしてシャッターを押すがピントが合わない! またセッティングミスです(TOT) 少し根の周囲を見てまたアザハタの根に戻ってきました、じっくり見て見ると根に進入しようとする魚とそれを阻止する小魚の戦いや周囲にいる魚達が普通と違い凄くのんびりしているのが印象的でした。 小魚の壁のすぐ前で止まってじっくりと魚の動きを見ると他のダイバーや根に進入しようとする魚が来るたびに大きく群れが動き、時折小魚の群れがまるで雪崩のように頭上を覆う事も有り凄い迫力でした。 エアーの残圧が50Kgになるまでアザハタの根で粘っていましたが減圧不要限界までまだまだ余裕が有ります、さすがエンリッチ!(DIVE No.255)
<昼食>
2本目サンピラ
港でタンクを変えエアーの酸素濃度をアナライザーで計測、今回も34%でした。カメラをセッティングし直し出発です最初はイスズミ礁に行く予定だったんですが多数の船が先着しており予定を変更しサンピラに潜る事になりました。今回のダイビングはクマノミ中心で行こうと心に決める、潜行して崎山さんの150本記念撮影を済ませアンカーの位置を確認して撮影開始。 数枚クマノミを撮って根の上の方に移動、シリキルリスズメやトゲチョウチョウウオ・アブラヤッコ等を撮り皆と合流、最後にもう一度クマノミを撮ってダイビング終了
(DIVE No.256)
1本目住崎
今日もエンリッチですのでセッティングしてエアーの酸素濃度をアナライザーで計測、34%。アンカーロープに沿って潜行して行くと底の方にイシガキダイが居てました、少し遠いかな?と思いつつ撮りあえず撮っておく。 皆が集まるまでにさらにユカタハタを撮ってアンカー下に集合。 50本記念の集合写真を撮って移動開始、カゴカキダイを撮っていると金田さんがオニヒトデを見つけました、岩の間にいたオニヒトデを数枚撮ってついでにすぐそばに居たオキゴンベを撮る、オキゴンベは何処でも良く見ますがすぐ逃げるのでじっくり見れる事は少ないのですが、今回は岩の間でオニヒトデと私に挟まれて身動きの出来ない状況に陥り撮り放題、7〜8枚撮って移動。頭上にいたアカヒメジやオジサンをカメラに収めレンテンヤッコも撮る、そうこうしている間にみんな浮上開始していたので私も浮上開始、アンカーロープに捕まって安全停止している間に他のグループが下を移動していてそのエアーが凄く綺麗でフイルムの残りをそれで撮りきる。
(DIVE No.257)
2本目アンドの鼻
初日のカンドーが頭から離れずリクエスト、昨日より船が多いですが・・・
エントリーしてまずアザハタの根に向かいます、昨日とは反対の深い方の小魚の壁の手前で根の観察、今回はアザハタが近くまで来ます。 じっくりと待っていると1mほど手前まで来てくれます、ただ105mmなので近くに来れば顔しか写らず、離れれば小魚に阻まれてストロボが届かないという状況、2,3枚撮りましたがすべて小魚付きでした。 そうしている間に他のダイバーグループがやって来たりして根が騒がしくなってきたので回りを見に行く事にしました。 スリバチ海綿で休憩中のミギマキを撮ってふと見ると金田さんがワニゴチを見つけてました、数枚撮って(105mmなので顔だけ)近くにいたミノカサゴを撮ります。 ミノカサゴって見つけやすい割にはフォトジェニックで良いですね、すぐ逃げるけど・・・そうこうしている間にダイビングの終了時間がやって来て浮上を始めます。 フイルムが余っていたのでアンカーロープに付いている藻と小魚を撮って見る、アンカーロープも色々生物が付いている事が多いので、それを見るのも安全停止中の楽しみのひとつです。
(DIVE No.258)